伊東篤宏さんの展示に併せて、R.G.B./pre OPTRON1999のスペシャルエディション他、関わりの深い角田俊也さんの作品を数点入荷です。また角田さんがプロデュースされた関連作家作品も数種類あります。
角田さんは長く日本のサウンドアートを牽引されてきた方で、その場所特有の振動による微細な周波数に着目し、採取し、本来耳で確認できない音を目の前に提示するような作品で有名ですが、近年は二人の人間で一つのステレオを作り、同じ風景を見ながら、果たしてその二人は何を、どこまで共有し合えるのかという非常にラディカルなテーマでの「こめかみ録音」など、より一層人間の知覚に対して切り込んだ作品制作を行っています。また数百年前？の音を録音するテーマでのフィールドレコーディング作品など、こちらも今から聴くのが楽しみです。
僕はまだまだ不勉強、角田さんの作品についてはまた折を見て書きます。
※只今ギャラリーαMにて伊東篤宏/角田俊也の展示が開催されています。要チェックです。
http://gallery-alpham.com/