-日本美術サウンドアーカイヴ-

 

 日本にはこれまでに、美術館や画廊、アトリエや公共空間でさまざまな音を鳴り響かせてきた美術家がいる。しかし、ほとんどの音は鳴り止んでしまえば、再び聞くことがかなわなかった。視覚資料を中心とする美術史のなかで、音をめぐる情報はどうしても断片的なままに留まってしまう。日本美術サウンドアーカイブはこうした美術家たちによる参照しにくい過去の音にアクセスしようとするプロジェクトである。

 作家や関係者へのインタビュー、文献調査、作家が所有する録音などを通じて、過去の作品にまつわる情報を収集し、整理する。そして、作品の再制作や再演を作家に依頼し、もしくは自分たちの手で行い、展覧会、イベント、レコードなどのかたちで発表していく。このような活動を通じて、日本美術における音の意義を検討し、その可能性を開くための基盤をつくりだしたい。

 日本美術における過去の音について考えようとするとき、現代の私たちはたくさんの問いに出会う。それは各時代の美術の動向のなかでいかに位置づけられたのか。音楽をはじめとする同時代の他の芸術といかに結びつき、区別されたのか。同時代の聴覚文化や視覚文化といかに関わってきたのか。これらの問いを前にした人が、まず音に向きあうことから探求をはじめられるようにすることは、このプロジェクトの大きな目的のひとつである。

  

201710月 金子智太郎 畠中実

 

金子智太郎 「美学・聴覚文化論」は>>>こちら。


-展示スケジュール-

 

1月14日(日) - 1月20日(土)Space B

 

「日本美術サウンドアーカイヴ -

稲憲一郎  《records》1973年」

 

>>>詳細はこちら

 

 入場無料

12:00 - 20:00

最終日 12:00 - 17:00

月曜 休廊

 

-展示作品-

稲憲一郎《record》(1973年)再制作 他。

 

関連するエディションの販売予定があります。

 

-トークイベント-

1/14(日)19:00 - 20:30

入場料 1000円

出演 稲憲一郎、金子智太郎

 

トークイベントは着席30席、立ち見10名様までになります。

当日は入場規制の可能性がありますので、

事前のご予約をお願いいたします。

 

ご予約、お問い合わせは下記まで。

メール : info@cococara-minamiaoyama.com

電話 : 03-6434-7547

 

2月11日(日) - 2月17日(土)Space B

 

「日本美術サウンドアーカイヴ - 

髙見澤文雄《柵を越えた羊の数》 1974年」

 

>>>詳細はこちら

 

入場無料

12:00 - 20:00

最終日 12:00 - 17:00

月曜 休廊

 

-展示作品-

髙見澤文雄《柵を越えた羊の数》(1974年)再制作 他。

 

関連するエディションの販売予定があります。

 

-トークイベント-

2/11(日)19:00 - 20:30

入場料 1000円

出演 高見澤文雄、金子智太郎

 

トークイベントは着席30席、立ち見10名様までになります。

当日は入場規制の可能性がありますので、

事前のご予約をお願いいたします。

 

ご予約、お問い合わせは下記まで。

メール : info@cococara-minamiaoyama.com

電話 : 03-6434-7547